皆さんは、仕事やプライベートにおいて、「現在はできていないけど、やりたい事、やった方が自分にとって良い事」ってありますか??
スティーブン・R・コヴィー 著『完訳 7つの習慣~人格主義の回復~』では、「時間管理のマトリックス」として、僕たちの時間の使い方を次の4つに分類しています。
出典:https://www.franklinplanner.co.jp/system/important.html
僕も含め、多くの人がⅠ、Ⅲ、Ⅳのブロックの出来事に時間を使っていますが、自分の思い描く結果を手に入れるためには、Ⅱのブロックである「緊急じゃないけど、重要なこと」に時間を投資しなければなりません。
第Ⅱのブロックの行動は、「積み上がる時間の使い方」です!
僕もこの週末を利用して、もう一度自分の時間の使い方を見直していきたいと思ってます!
こんにちは!
健康習慣アドバイザーの與那原 勇(よなはら いさむ)です!
今日は、「7つの習慣」の第3の習慣である「最優先事項を優先する」の感想をシェアします!
はじめての方は、こちらもどうぞ!
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本日の目次はこちらです!
第3の習慣とは、「パーソナル・マネジメント」
第1の習慣である「主体的であること」とは、「自分の人生に責任を持つこと」でした。
また、第2の習慣である「終わりを描くことから始める」とは、自分の将来のビジョンに触れ「自分が望む人生」を描くことでした。
そして第3の習慣は、自分が思い描いた設計図をもとに行動していくための習慣となります!
第1の習慣、第2の習慣の感想はこちらに書きましたので、よろしければ併せて読んでみてください!
さて、自分が思い描いた夢・目標を実現するためには、長期的な計画を立てたり、勉強する時間を取るなど、すぐには成果に結びつかない行動が多いはずです。
「仕事が忙しくて、なかなか勉強できない」、「やろうと思っても腰が重くて動けない」なんてことはよくありますよね。
上にあげた「時間管理のマトリックス」は、自分が日々使っている時間を視覚化するツールでもあります!
忙しいとは言いつつも、隙間時間や活用可能な時間は結構あるものです。
自分が無意識に過ごしている時間を自覚するだけでも、「有意義な時間にしよう」という気持ちが湧いてきて、時間の使い方が変わるかもしれませんね!
自分を律して行動することが「マネジメント」です。
自分の人生にとっての「最優先事項を優先すること」こそ、最も効果的な「パーソナル・マネジメント」であると僕は思います!
必要のないことに「ノー」を言うためには?
仕事においてもプライベートにおいても、日本人は「断る」ことが苦手と言われています。
上司から急な仕事を振られたり、友達から飲み会に誘われることで、自分のやりたい事ができないって人は多いのではないでしょうか?
しかし、僕たちの時間は限られています。できることなら、無駄なことは極力省いて有意義な時間だけを過ごしたいですよね!
本著では、無駄な用事を断れない原因は、「自分にとっての優先順位が明確でないから」と示しています。
優先順位が明確でないことによって、僕たちはいつしか全てのことが「重要なこと」と思い込んでしまうようになり、知らないうちに「都合の良い人」になってしまうのです!
断ることには、すごく勇気がいるでしょう。時には、人間関係が悪くなってしまうことがあるかもしれません。
ですが、一度断った程度であなたを否定するような人は、元々付き合う価値のない人だったかもしれませんよね!
そんな人達に大切な時間を渡してはいけません!
本著の言葉を借りると、
『必要のない物事に「ノー」とはっきり言えるためには、あなたの中に燃えるような「イエス」がなければならない』のです。
「喉から手が出るほど」叶えたい願望が目先の誘惑や障害を振り払う意志の力を与えてくれるのだと思います!
優先するべきことをスケジュールにする
何かを始める時、今までのスケジュールの中にその新しいことを組み込もうとした経験はありませんか??
でも1日のルーティンって誰でもある程度決まっていて、そこに新しいスケジュールを組み込むって結構ストレスですよね。
僕自身、隙間時間に勉強や読書、筋トレを組み込んで、スケジュールをパンパンにして失敗したことは何回もあります。
ですが、「優先すべきことをスケジュールする」って言葉で自分の考え方が変わりました!
「緊急じゃないけど、重要なこと」のための時間をまず決め、空いたスペースに優先順位の高いスケジュールを入れていくようになりました!
これによって今まで無意識にスケジュールされていた「時間」が本当に必要なのかどうか?、もっと圧縮するためにはどうすればいいか?ということを考えるようになりました!
まだまだスケジュール管理は下手くそで、自分にとって心地いい時間の使い方ができているわけではありませんが、日々自分が成長する時間の使い方ができているように感じます!
将来的には、1日のほとんどを夢・目標に直結する時間にしていきたいです!
「7つの習慣」が世界的なベストセラーとなっているのは、原則や考え方を土台にしているからです。
この第3の習慣で紹介されている時間管理の方法だけを切り取った書籍やプログラムも世の中には沢山ありますが、上にも書いたように、「主体的」に「自分のビジョン」を明確にすることがなければ、成功するまで行動し続けることは難しいと思います。
やり方は無数にありますが、人としての「あり方」や「原則」というものは不変的なものです。
第3の習慣の章を読んで、「テクニック」と「マインド」の両方を磨いていく大切さを改めて感じました!
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
また残りの章もシェアできるように引き続き読んでいきます!

完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版